着ぐるみが怖かった話

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30年以上前のグリーティング写真

今では毎週と言っていいほどマスコットに会いに行く私ですが、昔から好きだったわけではなく、むしろ私は怖くて近寄れなかったタイプの子供でした。

今回は私が実写版マスコット、所謂「着ぐるみ」への恐怖心をどう克服したのか、というお話です。

※ディズニー界隈においてキャラクターを「着ぐるみ」呼びすることはタブーとされていることは重々承知なのですが、今回のテーマとしてこの呼び方を一部使わせていただきました。ご理解ご了承いただけますと幸いです。

大好きな夢と魔法の王国。しかし……

着ぐるみとふれあう機会が多い場所といえば、遊園地やテーマパーク。

私もディズニーランドが大好きで、幼少期の頃は家族にたくさん連れて行ってもらいました。
アトラクションはもちろん、キャラクターのことも大好きだったので、行くたびにワクワクしていました。

しかし、着ぐるみのことはちょっと大きくて何を考えているかわからなくて怖いな……と思っていた幼少期。
家族が一緒なら写真を撮ってもよい程度で、自分からキャラクターには近寄ろうとは思いませんでした。

ディズニーランドでは入場ゲートをくぐったエントランスで定期的にキャラクターグリーティングがおこなわれるのですが、そこで私は大人になった今でも記憶に残っているほどのトラウマグリーティングを経験してしまいました。

30年以上前のグリーティング写真

7人のこびと達に追いかけられた

当時4〜5歳の私のそばに、白雪姫の7人のこびとの1人がグリーティングをしにやって来ました。

私はそのツルツルした顔のおじさんが無表情で近付いて来たことが怖くて、その場を離れようとしたのですが、
こびとの後ろから1人、また1人と別のこびとがやってきて……

検索して見つけた7人のこびとのグリーティングの様子
まさに!まさにこの!状態の7人が!後ろから!泣

1人の幼子の後ろに7人のこびとがずらり。

今思えばめちゃくちゃおいしいグリーティングなのですが、当時の私にとっては大きなおじさんたちが無言のまま大勢で行進しながら足並み揃えて追いかけてきた、という恐怖体験でしかなかったのです。

そんな娘がレアすぎる体験をしている光景に母は大喜び。
娘が助けを求めていることにも気がつきません。

しばらくすると、喜んでいると思った幼子が恐怖に慄いている事に気付いたのか、こびと達は離れていきました。

7人の小人について来られる私

母が助けてくれなかったというショックもあり、それ以来「ちょっと怖いな」と思っていた着ぐるみが「めちゃくちゃ怖くて近寄れない」対象になってしまいました。
(喜ばせようとしてくれていたのにね、こびと達ごめんね)

それ以来ディズニーランドに行っても、キャラクターと写真を撮る時は舞浜駅からランドに向かうペデストリアンデッキ(橋)に設置されている小さなミッキー達のブロンズ像や、ランド内に設置されているキャラクターのオブジェと一緒に撮るのみに。

キャラクター自体は大好きでしたが、やはり本人を前にすると大きくて無表情という得体の知れないものへの怖さが勝ってしまい、
母親に「一緒に撮ってあげようか?」と促されても「私はいいや…」と断り続けていました。

オブジェたちと写真を撮る私
ペデストリアンデッキのブロンズ像

着ぐるみの恐怖を克服した瞬間

それから数年が経ち小学3年生の頃。

当時くまのプーさんがマイブームだった私は、いつものようにディズニーランドに遊びに行き入場ゲートをくぐり、大勢の人だかりの外側に見つけてしまったのです

大好きなイーヨーが端の方で独りぽつんと佇んでいる姿を。

今までは“無表情”だと思っていた着ぐるみの顔が、このときはとても“寂しそう”に見えました。
その時私の中では「ひとりぼっちでかわいそう」という憐れむ気持ちでいっぱいに。

恐怖心よりも興味・関心・好奇心が勝ったのでしょう。

一緒にいた母がいつものようにダメ元で
「一緒に撮る?」と私に聞きました。

そんなイーヨーの姿を見た私は

「うん」

と答えていたのです。

イーヨーと私

初めて自分の意思でキャラクターと記念写真を撮ってみて、思ったより怖くないな……?ということに気がつきました。

その理由の一つが目線の高さ

こびと達に追いかけられた時よりも自分自身の身長が高くなっていたので、上から見下ろしてきたキャラクターの顔が、思っていた以上に自分の顔のすぐ側にありました。

キャラクターとの距離感が物理的に近くなると、その表情を見る余裕も生まれました。
イーヨーは私と一緒に写真が撮れて、なんだか嬉しそうでした。

トゥーンタウンが大好きスポットに

その後しばらくしてオープンした新エリア、トゥーンタウン。

このエリアにはミッキーの家とミート・ミッキーというミッキーに会えるグリーティング施設があります。
ここでの経験が、キャラクターグリーティングに対する抵抗を無くしてくれました。

  • 一緒にいてくれるキャストさんの存在が心強い
    (誘導してくれるだけではなく、ミッキーの通訳もしてくれるから本当にありがたかった)
  • ミッキーが時間をかけて優しく接してくれる
    (他にお客さんがいないので、慌てずに会話ができる)
  • 何をすればいいのかが明確だから頑張れる
    (やることが決められている、終わりがわかるので乗り切れる)
  • ポーズの指定をしてくれるから撮影のハードルが下がる
    (何したら良いのかわからずパニックになることが無い)
  • 色々なコスチュームのミッキーと写真を撮ることが楽しい
    (次はどんな服だろう?また会いたいな、と思えるようになる)
  • ミッキーの家を見学することで撮影までに心の準備ができる
    (世界観がしっかりしているので気持ちがミッキーに会うことに慣れてくる)

このようなグリーティング環境のおかげで回数を重ねるごとに緊張も減り、施設外でキャラクターに遭遇しても恐怖を感じなくなり、着ぐるみへの恐怖を完全に克服することができました

ディズニーリゾートでキャラクターグリーティングを楽しもう!

キャラクターやマスコット(着ぐるみ)とふれあうことが大好きになった今、改めてディズニーランドやシーでキャラクターグリーティングをすると
「さすがディズニー、グリーティングレベルがプロだ……!」
とその手厚いファンサービスに毎回とても驚きます。

7人のこびとに遭遇した時はそういうシチュエーションではなかったので、私にとってたまたまトラウマになってしまったのですが、
キャラクター達は小さい子供とふれあう時は、目線の高さを合わせるようにしゃがんで恐怖心を軽減しようとしてくれます。
こういう点もプロの技だなぁと感動します。

子供の頃、着ぐるみが怖かった経験がある方も、大人になった今なら案外怖くないな、と思えるかもしれません。
誰かと一緒にキャラクターに近付けば、さらに怖さも半減するかも。
キャラクターと会話ができる人が一緒ならもっと心強いと思います!
試しにチャレンジ、してみませんか?

ディズニーはキャラクターご本人とのふれあいが苦手でも、作品やアトラクションを楽しむことでもキャラクターを好きになれるので、他の施設のキャラやマスコットに比べて「この子のことが好き!」と感じられる機会は多いです。

「好きという気持ちを本人にも伝えたい。もっと他の手段で“好き”を堪能したい。」
と思った時にキャラクターグリーティングという手段もある、というのがディズニーリゾートの素晴らしいところ!
ちょっと勇気を出すきっかけさえあれば苦手を克服できる最高の環境が整っていると私は思います。
(私みたいにトラウマを抱える可能性も0ではないですが……笑)

ディズニーリゾート内では毎日色々な場所でキャラクターグリーティングがおこなわれています。

絶叫マシンが苦手な私は、友達がタワーオブテラーやセンターオブジアースに乗っている間にロストリバーデルタに行き、ミッキーミニーやドナルドに会って想いの丈を伝えています。

私にとってキャラクターグリーティングは、どんなアトラクションよりも最高な時間の過ごし方なのです。

ドナルドと私